


急性心不全を診断する際にも、非常に重要な症状を図に示しています。
“夜間発作性呼吸困難”は、心不全の呼吸困難に比較的特長的なもので、夜、就寝してから1-2時間して、寝苦しくて目が覚め、起き上がると少し楽になるという息切れです。同様に、夜間の咳も注意が必要です。
“起坐呼吸”は、苦しくて横になれない状態で、心不全の呼吸困難の中で最も重症なものです。
“湿性ラ音”というのは、聴診器を胸にあてると、ブツブツという音が息を吸う度に聞こえる状態で、急性心不全って知っていますかのコーナーにもあるように“肺うっ血”あるいは“肺水腫”という肺に水が溜まった状態を反映しています。
“頚静脈怒張”は、心臓に血液がスムーズに流れ込まないために、血液が静脈にうっ滞し、首の静脈が膨れ上がる状態です。
“末梢浮腫“は、主に足にくるむくみです。 ”四肢冷感”は、心臓からの血液がうまく循環しないために手足の血液の流れがうまくいかず、冷たくなったり、ベトッと湿った感じになることを指します。
以上のような患者さんの状態を早急に把握して医師は急性心不全を診断します。従って、このような症状が出たときは、一分でも早く近くの医療機関を受診し、診てもらいましょう。






